整骨院と整体の違いについて解説!どちらがいいの? | 刈谷の整体・接骨・矯正サロン人気口コミランキング5選

整骨院と整体の違いについて解説!どちらがいいの?

2020.7.2

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身体の痛みやこりを解消したいとき、
整骨院や整体でのケアを考える方も多いと思います。
どちらが今の痛みに適しているのか、きちんと知ったうえで施術を受けたいですよね。

そこで今回は、
・整骨院と整体院の違いを解説!
・整体・整骨の違い:健康保険適用の範囲
・整体で出来る事と整骨で出来る事について
・違いを知った上で整体院と整骨院はどちらを選べばいいの?
・柔道整復師の資格があっても整体院と名乗るところも
について解説したいと思います。

整骨院と整体院の違いを解説!

整骨院と整体院には、大きくはつぎのような違いがあります。

★整骨院
・「ほねつぎ」とも呼ばれ、江戸時代から伝わる専門の知識と手技を使って治療する伝統医療
・事故やケガなど急性の痛みが対象
・施術には柔道整復師という国家資格が必要
・介護予防の機能訓練を受けることもできる
・健康保険は骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷の場合に適用される
★整体院
・腰痛、肩こりなどの慢性的な痛みの解消に向いている
・痛みのケア以外にリラックス、美容、姿勢改善などの効果が期待できる
・全身のバランスを整えるので、痛みの再発を防いだり、遅らせたりできることが特徴的
・健康保険は適用外

整骨院での健康保険の適用範囲は、骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷のときに限ります。
骨折と脱臼の施術には、応急処置の場合を除いて医師の同意が必要なので、
担当医に相談のうえ、整骨院に通うようにしましょう。

整体・整骨の違い:健康保険適用の範囲

整体と整骨の大きな違いの一つに「健康保険が適用されるかどうか」があります。
整体は健康保険の適用外なのに対し、整骨は健康保険が適用になります。

整骨の健康保険が適用される範囲は、骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷での損傷のみなので、
先ずは整形外科を受診するようにしましょう。
整形外科は上記以外の症状も保険の対象となり、
レントゲンやCT、MRI、血液検査などの検査を行うことで
症状の原因や度合いなどを特定できます。
中には整形外科と整骨院に並行して通っている方もいますが、
はしご受診や重複受診にならないよう、担当医に相談してみてくださいね。

整体で出来る事と整骨で出来る事について

整体での施術は、全身の血流が良くなるような施術を行うので、
ねん挫などの腫れが早く引くというケースも多くみられます。
手技により身体の歪みやこり、ズレなどを確認したあとに施術に入るため、
自覚症状の出ていない箇所の発見や、症状の悪化を未然に防ぐことにもつながります。
すでに痛みがある場合は、急性の痛みではなく、肩こりや腰痛のような慢性の痛みに効果的です。

一方、整骨とは、ケガなどが原因で発生した骨、筋、関節、靭帯などに治療を行い、
脱臼の治療ができるのも大きな特徴のひとつです。
治療では痛みの発症している一部分に対して低周波治療器などの機械を用いるのが一般的です。
関節や靭帯は非常に繊細な部分なので、痛めてしまわないように、
「柔道整復師」という国家資格を持っている施術者が処置を行うように決められています。

整骨の施術を受けるのに定められている症状は、
「骨折」「脱臼」「打撲」「捻挫」「挫傷」
の5つです。
これらの症状には痛みが伴いますが、
交通事故など、発生して1カ月以内の外傷からくる急性の痛みであることが多く、
病院と同じように健康保険が適用されます。

骨折と脱臼については、ケガをした直後の応急処置の場合のみ、整骨の施術が可能です。
応急処置以外に施術を受ける際は医師の同意が必要なので、担当医に相談してみてください。

違いを知った上で整体院と整骨院はどちらを選べばいいの?

整体院と整骨院のどちらを選べば良いか迷っている人も多いと思いますが、
慢性的な痛みの解消を求めている場合は、整体院を選ぶのがおすすめです。
整体の施術では全身にアプローチをして身体のズレや歪み、循環を整えていくので、
アンバランスだった身体を正常な状態へ導き、慢性的な痛みを解消する効果が期待できます。
また、自律神経にも働きかけをするので、リラックス効果も期待できます。

柔道整復師に処置や指導を受けたいときには、整骨院を選ぶようにしましょう。
関節や筋肉、靭帯などの痛みや骨折、脱臼などの施術には、柔道整復師の資格が必要です。
また、柔道整復師は介護予防のための身体機能訓練の指導も行うことができます。
そのため、整骨院では介護予防のためのトレーニングや機能訓練の指導を受けることができます。

上記の違いを覚えておいて、選ぶときの参考にしてみてくださいね。

柔道整復師の資格があっても整体院と名乗るところも

整骨院も整体院もとても多くの店舗があり、両方の看板を掲げている店舗も少なくありません。
資格のない人が整骨院を開くことはできませんが、
柔道整復師が整体院を開くことはできるため、
柔道整復師の資格を持っている人が整体院を開いている場合も多いです。

店舗の特徴や雰囲気を知るためにも問い合わせやカウンセリングを受けるなどをし、
施術前に合うか合わないかを見極めるようにしましょう。

まとめ:整骨院と整体の違いについて解説!どちらがいいの?

今回のポイントは次の5点です。
・整骨院は柔道整復師の施術で、整体院の施術はとくに資格がいらないという違いがある。
・整骨院は骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷で健康保険適用となる。
・整体では慢性的な痛み、整骨院は急性の痛みの応急処置という違いがある。
・整体院と整骨院は施術内容や保険適用などの違いがあるので、自分に合ったほうを選ぶのが大事。
・柔道整復師の資格があっても、リラクゼーション系の施術が得意だと整体院を名乗るところもある。

整骨院と整体は意外にもはっきりと違いがあることがわかりました。
この違いを知った上で自分に合った店舗を選ぶようにしたいですね!

参考URL:https://mitsuraku.jp/kiji/difference-seitai-bone-setting

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